日本で環境アクションを盛り上げる活動をつづけて20年!アースデイ東京は『アースデイ(地球の日)』を通じて、様々な環境活動団体と市民をつなぐお手伝いをしてきました。代々木公園でこれまで培ってきたフェスティバル開催のノウハウと、コロナ禍において昨年拡げたオンライン開催の可能性を活かし、4月17日(土)から25日(日)の計9日間、複数の会場とオンラインをつなぎます。
今では当たり前となった「エコ」や「オーガニック」「サステナブル」「エシカル」「ダイバーシティ」「インクルーシブ」といった概念を様々な領域に浸透させ、自然エネルギーの普及やゴミを出さないイベントのあり方を提示する、フェスティバルと環境活動を組み合わせて、多くの人にメッセージを伝えてきました。
2021年も多様ないのちがつながり合い、ともに生きる持続可能な社会を創ることを目指して、様々な取り組みをご紹介します。
アースデイ・コンサートには、いとうせいこう is the poet、なぎら健壱、YaeSCOOBIE DO、Nozomi Nobodyほか
これまで、忌野清志郎、UA、BONNIE PINKなど、地球の今そして未来にコミットする多彩なミュージシャンやゲストが集って来た代々木公園ステージで開催されるのが「アースデイコンサート」です。
現在出演が決まっているアーティスト
いとうせいこうITP / なぎら健壱 / yae / scoobie do / 佐藤タイジ / Nozomi Nobody / hachi_Aigoz / tico moon(ティコムーン) / 柳家緑太と柳亭市童
購入は投票。使うもの、着るものから世界を見て考えるマーケットエリア
各ブースに並ぶ商品には、そこに至るまでにかけた時間や手間、そして思いがあります。いろいろなエピソードを聞きながら、作り手の顔を見ながらの買い物には、毎日の買い物とは異なる刺激があり、暮らしへの意識を変える力があると考えています。
参加者同士がつながる輪の中で、それぞれが思いを寄せ合い、協力し合えるコミュニティとしてのアースデイ東京。今の時代らしく、ご参加のみなさんの気持ちにきっと寄り添ってくれます。
「earth garden”春” もっと自由なオーガニックを」
オーガニック&エコロジカルなライフスタイルが、より身近なものになるように。自然と人との共生の意識が、より毎日の暮らしに根付くように。earth garden”春”はWell-beingな暮らしを提案するさまざまな出店が集まります。
バンブーヴィレッジ (ナファ生活研究所/空飛ぶ竹ガーゼ社)
TAKEFUはナファ生活研究所が開発した竹原料100%で作られた再生セルロース繊維(レーヨン)で、抗菌性、消臭性、制電性、吸水性、温熱効果などの優れた性質を持ち合わせた、なめらかな肌触りで人の心と体をやさしくあたたかく包む癒しの繊維です。
身体を締めつけずに肌にそっと寄り添い優しく包むインナー類は、敏感肌やアトピー性皮膚炎などの肌トラブルに悩む方でも安心してお使いいただけます。その機能性とやさしさから、TAKEFU100%のガーゼは医療用としても登録されています。
原料となる慈竹は、孟宗竹のように地下茎を張る種類ではなく、株立ちの竹で、高さは6~12m、直径は3~6m、節の間の長さは30~50cm。別名「孝竹」、「子母竹」と呼ばれます。漢方薬の解毒剤として古くから重用されてきました。自然から生まれ、自然に還る繊維、その柔らかな肌触りをお楽しみください。
オーガニック&エシカルマルシェ「くらしの天然市場」
作り手から使う人まで笑顔になれる、オーガニックやフェアトレード、サステイナブルな商品やサービスをお届けしているメーカーやお店が集うマルシェ「くらしの天然市場」を展開します。楽しくお買い物をしながら、環境や社会のことを学んでいただくことで、自分たちの日々の購買行動の一つ一つが身近な暮らしだけでなく、世界や地球環境を変えていくことができる、最も簡単で有効的な手段であるということ=「エシカル消費」ということを知っていただく場を作ります。
ヘンプヘリテージ
ネパールの天然素材を使った帽子、バッグ、アクセサリーなどのハンドメイド商品や、丁度良い加減のエスニックの洋服を販売いたします。
20年以上前からヘンプを中心とした商品を販売しております。ネパールの母体は、ネパールで初めてヘンプを使った商品を紹介しました。それ以来、多くの女性に仕事の機会を提供してきました。帽子をはじめとしたハンドメイド商品は、作り手によりひとつひとつ表情が違います。ぜひお気に入りを見つけてください!楽しい商品をご紹介いたします。
土と平和★春場所
コロナ禍でいろいろな変化がありました。非常事態宣言があけてもスッキリしない、まだまだその影響が続く中、それでもボクらの仲間は、それぞれの地元で地道に頑張ってます!2年ぶり、竹テントエリアで再会を祝いましょう。そして、この時代の空気を払うように笑い合いましょう!おいしくてスパイシーな話もしよう!
故C.W.ニコルさんが続けてきた「ニコルズフォレストキッチン」も!森づくりのための鹿肉ソーセージ
2000年からアースデイ東京の実行委員長をつとめたC.W.ニコルさん。森の資源の保全、活用をアースデイ東京として2011年から継続してきたニコルズフォレストキッチンが今年も登場します。
どうやって森に関する関心を高めるか、荒廃する森林をどう健全化するか、C.W.ニコルさんと考えることから始まり、料理上手のニコルさんからいただいた提案は「森の恵みをいただこう!」。
深刻な農林業被害をもたらす野生の鹿は、年間14万頭駆除されています。でも、駆除された鹿は森に置き去りにされるまま。脂が少なく高タンパクで美味しい鹿肉。もっともっとみんなが鹿を食べれば、森にビジネスが生まれるのです。
その結果、森に人の手が入り、荒廃を食い止めることができ、健全化されていきます。豊かな森を育むために森のエコロジーとエコノミー、食を通して提案します。
ごみの分別は参加者が自分でやる。ボランティアはゴミを捨てに来た人の分別をサポート
ボランティアスタッフが会場内に設置してある、エコステーション(ごみ箱)に立ち、 ごみを捨てに来る来場者にごみと資源の分別を呼びかけます。 ボランティアは代わりに分別をやってあげるのではなく、捨てに来た人に分別をナビゲートし、自分自身で分別をしてもらいます。
ごみゼロナビゲーションの活動は「ごみ拾い」ではありません。社会問題解決のためには、多くの市民が積極的に発言、提案、行動していく参加型の仕組みが必要であると考えているからです。「ごみ」を切り口として、人々の「意識」とイベントの「仕組み」、その両方に働きかけをしています。
イベントは世界の片隅の出来事かも知れません。しかし、その場で感じた「気づき」を日常に持ち帰ることで、あなたの周りから世界は変わっていくはず。
その可能性に、私たちは挑戦し続けていきます。
概要
名称:アースデイ東京2021@代々木公園
日程:2021年4月17日(土) 、18日(日) いずれもOPEN 10:00 / CLOSE 17:30(予定)
会場:都立代々木公園 イベント広場野外ステージ周辺 *雨天決行
主催:アースデイ東京2021実行委員会 有志団体一同
入場料:無料