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「アースデイ気候サミット」無事に開催終了しました!

4/22、アースデイ、地球の日。

アースデイ東京は、これまで4/22に近い土日にフェスティバルを開催してきました。アースデイ東京の20周年の今年、イベント開催と同じくらい「4/22がアースデイである」ことをアピールすることを大事にしていかなくてはいけないと考え、4/22にイベントを開催することに決めました。

今年の4/22は世界的にも、今までとちょっと違う日でした。バイデン米大統領の呼びかけで各国政府の首脳会談により「気候サミット」の開催が決定したのです。しかも、バイデン大統領にサミット開催を打診したのは、アメリカのアースデイメンバーだそうです。

それならばと、アースデイ東京では「アースデイ気候サミット」と題し、トークイベントを開催することになりました。

活動家・企業・若者…さまざまな立場の人が集まり、いまわたし達の目の前にある危機の深刻さと、それでも諦めらめずに続けている行動を語り合いました。

印象的だったのは、最後のセッションに来てくれたZ世代が語ってくれたこと。

「気候変動に対して、なにかのアクションを取ること。それは自分たちの将来のために『当たり前』にやることなんです」

「本当はみんながハッピーに暮らせれば、それでいいんです。でも、今の仕組みでは、ただ暮らしているだけで気候変動を引き起こしてしまうシステムがある。だからシステムを変えなきゃいけない」

「いままさに『行動』が求められているんです」

社会課題に対してアクションを語るとき、これまでは「アクションは、楽しくなきゃ。オシャレじゃなきゃ。かっこよくなきゃ」と話してきました。しかし、時代はも変わってきたと感じます。新しい活動家たちは、もっと問題に対して切実だし「仕組みを変えよう」という話に帰結しています。

「フェーズ」が変わった。「スイッチ」が入った。

4/22、菅総理大臣は、政府の地球温暖化対策推進本部の会合で2013年度に比べて46%削減することを目指すと表明しました。しかし、この目標では十分とは言えないと、ハンガーストライキが実施されました。ここにもたくさんの若者が参加しています。

フェーズは変わり、スイッチが入りました。次の10年を大切に、生きましょう。「大切なこと」を大切に生きましょう。