4月22日は「アースデイ」、その1ヶ月後の5月22日は「国際生物多様性の日」です。アースデイ東京でも生物多様性にも焦点を当て、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」とコラボレーションします。
自然が豊かな場所でも、街のど真ん中でも、私たちはさまざまな生き物に囲まれています。海に行かなくても、山に登らなくても、身近な自然はさまざまな気づきや楽しみを与えてくれます。
いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」は、ユーザーが登録した情報から生物の分布状況を把握し、生物多様性保全に活用していくために開発されたスマートフォン向け無料アプリケーションです。アプリ内で投稿されたデータは、研究機関などに要望に応じて提供されています。
2021年4月17日(アースデイ東京2021のイベントスタート)~5月22日(生物多様性の日)までの約1ヶ月間、アプリ内で「アースデイ生きもの大調査」という特別クエストを開催します。クエストとは、テーマに沿って選別された対象のいきものを見つけ、写真を撮影・投稿することで課題の達成を目指すゲーム機能です。
アースデイにちなんだ対象一覧をクリアしていく過程で、身近な自然の豊かさを発見し、生物を保全していく大切さを学んでほしい。その思いを行動へと繋げてほしい。そんなきっかけを、今年のアースデイ東京はスマートフォンアプリを通じてつくります。ぜひクエストを達成しましょう!
いきものコレクションアプリとは?
生物の分布状況などを把握し、生物多様性保全に活用していくために開発されたスマートフォン向け無料アプリケーションです。アプリ内で投稿されたデータは、研究機関などに、要望に応じて提供されています。
日本国内のほぼ全種(約92,800種)の動植物を収録し、最新の名前判定AIによって画像から生物の名前を判定してくれます。図鑑・地図・SNS・クエストなど充実したサポート機能があり、「いきものを見つける」という体験をより楽しく、より身近にしてくれます。仕事の帰り道、近くの公園、山登りから魚釣りまで、あらゆるアウトドアシーンで活躍すること間違いなし!
アプリページ:
https://biome.co.jp/app-biome/
概要
名称:アースデイ生きもの大調査
期間:2021年4月17日(アースデイ東京スタート日)〜5月22日(生物多様性の日)
参加方法:Biome社図鑑アプリ内クエスト「アースデイ生きもの大調査」より参加
アプリダウンロードページ:https://biome.co.jp/app-biome/
主催:アースデイ東京2021実行委員会
共催:アースデイ・ジャパン・ネットワーク
協力:株式会社バイオーム
国連生物多様性10年市民ネットワーク(代表坂田昌子)
アプリ開発者、生物多様性専門家のみなさんとオンライントークイベント開催!
アースデイ生きもの大調査のキックオフを兼ねて、スペシャルトークセッションを開催します。アプリ開発者からアースデイ生きもの大調査の楽しみ方の伝授、専門家から私たちの行動がどう生物多様性保全に貢献できるかなどを展開予定です。
概要
日時:4月17日(土)11:00-11:45
タイトル:アースデイ生きもの大調査
登壇者:
・株式会社バイオーム 代表取締役 藤木庄五郎
・名古屋大学大学院 香坂玲教授
・アースデイ東京事務局 師岡龍也
・アースデイジャパンネットワーク共同代表 秋元真理子
参加方法:アースデイ東京2021オフィシャルYouTubeにて配信
https://earthday-tokyo.org/earthday2021/event/edjn/
藤木庄五郎(ふじきしょうごろう)
1988年7月生まれ。大阪出身。2017年3月京都大学大学院博士号(農学)取得。2017年5月(株)バイオーム設立、代表取締役就任。熱帯ボルネオ島にて2年以上キャンプ生活をしながら、衛星画像解析を用いた生物多様性可視化技術を開発。生物多様性の保全が人々の利益につながる社会をつくることを目指し、世界中の生物の情報をビッグデータ化する事業に取り組む。現在データを活かしたサービスとしてスマートフォン向け生き物図鑑アプリ「Biome」を開発・運営。
香坂玲(こうさかりょう)
名古屋大学大学院・環境学研究科教授。東京大学農学部卒業。ハンガリーの中東欧地域環境センター勤務後、英国で修士、ドイツ・フライブルグ大学の環境森林学部で博士号取得。国連環境計画生物多様性条約事務局 (農業・森林担当) を経て、生物多様性条約COP10支援実行委員会アドバイザーとして活動。金沢大、東北大などを経て現職。日本学術会議連携会員(環境学)。
師岡龍也(もろおかたつや)
アースデイ東京事務局
1992年生まれ 東京都出身。
東京都あきる野市の山に囲まれた環境で育ち猟友会会長の祖父から影響 をうけ幼いころから自然環境に対して興味を持つ。サーフィンをする中で、海洋プラスチック問題に着目し、 地元で秋川渓谷リバークリーンを開催して山と海の繋がりを参加者に伝え、海にゴミを流さないということを目標に活動している。またカメラマンという技術を活かして映像で啓発活動に取り組む。現在はアースデイ東京事務局として活動の幅を広げている。
進行:秋元真理子(あきもとまりこ)
アースデイジャパンネットワーク共同代表