度重なる災害を目の当たりにし、一時的に向き合う「防災」。しかし、日常に戻った時に 気がつけば意識が薄れ、忘れた時にまた災害がやってくる。その繰り返しで、たくさんの 尊い命が失われてきました。そんな中、アースデイ東京は能登半島で「フェーズフリー」 という言葉に出会いました。大切なことは、防災を意識しなくても日常の暮らしの中で使 っている商品や食事、サービスが災害時に適切に使えるような状態を作ること。環境やウ ェルビーイングにもつながって行く、私たちのライフスタイルの変革を促す「フェーズフリー」の本当の意味に迫ります。
【日時】
2024年4月13日(土)14:15-14:50
【会場】
代々木公園ケヤキ並木:ハローアースステージ内
【登壇者】
佐藤唯行(一般社団法人フェーズフリー協会 代表理事)
岸紅子(ウェルネスプロデューサー)
河野⻯二(アースデイ東京事務局⻑)(司会)
社会起業家/防災・危機管理・地域活性アドバイザー/フェーズフリーファウンダー
1971年生まれ。『災害軽減(防災)工学』専攻による工学修士(96年)。国内外で多くの社会基盤整備および災害復旧・復興事業を手掛ける。災害に関する研究活動を開始した大学4年生(93年)以来、世界中で様々な災害が同じように繰り返されてしまう現状を目の当たりにしてきた。その経験・研究に基づき、”防災”という価値を市民一人ひとりに持続的に届けるには公共のサービスや市民のボランティアだけではなく、ビジネスが必要であることを痛感。そこで防災を持続可能なビジネスとして多角的に展開、その一つとしてフェーズフリーを発案し世界ではじめて提唱、フェーズフリーの推進において根源的な役割を担っている。フェーズフリー協会ほか十数団体の企業等の代表を務める。
ウェルネスプロデューサー
AKASHIRO代表、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会 代表理事、環境省アンバサダー、サステナブルコスメアワード審査員長。女性のセルフケアの普及に努め「ウェルネスを通じて人と地球の美しい循環を叶える」をテーマに活動。ライフスタイルを通じた楽しめる循環アクションを提言している。2024年春、新たな取り組みとして、日常と非常時を繋ぐ、みんなに美味しくて優しい”玄米ポンせん”をリリース。