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トークプログラム概要
着物は自然と人間を密接につなげ、日常身に纏うことで、私たち日本人のアイデンティティの一つとなってきました。
衣服を通して、着物は私たちに自然との付き合い方、触れ合い方、また日本人として生きることなどを教えてくれます。
着物の研究に52年、全国の産地や職人さんに会ってきた着物研究家の中谷比佐子氏、パレスチナの見事な手刺繍に魅せられて帯の制作を始めた山本(荒川)真希氏をお呼びして、「着物文化」の魅力についてお話しいただきます。
日程
4/24 (日) 14:25 – 15:20
登壇者:中谷比佐子(着物研究家)
女性誌の編集を50年、着物ジャーナリストとして52年 着物を通して学んだ日本の文化を伝える。日本各地の養蚕農家をはじめ染織の取材を今も続け、 着物から自然との共存共栄の生活を学んでいる。
着物関連の著作30冊。近著「きものの解体新書」。
http://www.kosmos-chako.com/
登壇者:山本(荒川)真希(パレスチナ刺繍帯プロジェクト)
世界の国々との文化交流活動や、難民の経済的自立のサポート。パレスチナ刺繍帯プロジェクト主宰、大学院後期博士課程でパレスチナ刺繍について研究中。正派若柳流日本舞踊名取、薬剤師、元化粧品メーカー研究員。
https://www.facebook.com/icej.tatreez
モデレーター:秋元真理子(アースデイジャパンネットワーク共同代表)
母親の影響で、幼少の頃から着物に触れる。秋櫻舎にて骨格着付けを習い始め、着物は全てにおいて、自然の恩恵を受けていることに感銘を受ける。中谷比佐子氏に師事し、現在は各地の産地を回り、生物多様性と文化のつながりを勉強中。