(イラスト:河野夢以さん)
多様であることの喜び、ハッピーを表現するパレード
「ちがいをちからに変える街」渋谷を、地球の平和を願う団体、民族、さまざまな立場の人たちが、各々の取り組みや愛と平和を思い思いに表現しながら、歌い、踊り、楽しく華やかにパレードします!今回パレード実現のためのクラウドファンディングプロジェクトがスタートしました!
目指すのは、このイラストが象徴するように、人種、民族、国籍、宗教などあらゆる違いを認め合い、人間だけでなく動植物も含めたあらゆる いのちの多様性を祝福し、みんなのハッピーを表現するパレードです。
リオ+20のグローバルマーチが原点に
このパレードの原点は、2012年にブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連環境開発会議(リオ+20)」の際に行われた、世界中から集まった市民によるグローバルマーチにあります。
リオ+20は、世界でもっとも貧しい大統領として有名になったウルグアイのムヒカ大統領が演説を行ったことでも知られていますが、リオの市街地を埋めたこのマーチも忘れられません。サンバなどにぎやかな音楽に乗って踊ったり、歌ったりしながら、道路を埋めて進む人たちは迫力満点でした。
魅力がいっぱいのこんなパレードを日本でもできたらいいな、というのが、今回のパレードの発想の原点です。
大切な目標 SDGs を知ってもらいたい!
パレードの名前の先頭に掲げているSDGs(持続可能な開発目標)というのは、リオ+20での話し合いから生まれ、2015年に国連で採択された、17項目の世界共通の目標です。
とても重要な目標で、世界中で様々な取り組みがされていますが、残念ながら日本での知名度はいまだに約15%という低さです(出典:電通調査)。
そこで、私たちは、ぜひ多くの方々にSDGsを知ってもらおうと、リオで目撃したグローバルマーチをヒントに、SDGsをテーマにした日本で初めて、おそらくは世界でもあまり例のない、本格的なパレードを企画しました。
楽しかった!また参加したい!と参加者にも大好評
昨年のパレードには、広島、長崎の被爆者や、地球環境問題などに取り組むグループ、環境問題を学ぶ学生たち、世界中の国の旗を掲げて歩くグループ、朝鮮、アイヌ、アフリカなどの歌や踊りのグループ、パラリンピックのメダリストなど、約300人が参加。歌いながら、踊りながら、民族衣装で、仮装で、車イスで、と自由なスタイルで、週末で賑わう渋谷、原宿の街を歩き、沿道の方々から盛んな声援を浴びていました。
国連大学から出発、参加者を募集中!
パレードには、アフリカ音楽、アイヌ音楽、沖縄のエイサー、朝鮮舞踊、ベリーダンスなど、多彩なグループがパフォーマンスをしながら参加するほか、SDGsに取り組む高校生、世界の若者と連帯して気候変動の問題をアピールする若者たち、縄文の衣装をまとった人々などユニークなグループも加わり、昨年以上に盛り上がりそうです。
昨年同様、原爆の残り火や各国の旗を持った人たちも、被爆者とともに平和への思いを伝えながら歩きます。「笑って世界平和」というラフターヨガのグループもにぎやかに歩き、電動車イスの人たちやLGBTの人たちも共にパレードします。
パレード 終了後には、アースデイ東京の野外ステージのフィナーレに参加して、埼玉エイサー隊のリードで沖縄のカチャーシーを踊り、みんなで盛り上がろうという計画も立てています。
目標金額は22万円!支援者にはステッカーやCDなどプレゼント!
今回ご支援をお願いしたいのは、フライヤー作成や参加呼びかけにかかる諸費用、当日の記録映像の作成費などです。しっかりとした記録を残して、来年、さらに盛り上がるようにしていきたいと思っています。
どうぞ応援のほどよろしくお願いいたします!
参加団体
ミス・アース・ジャパン東京・埼玉大会ファイナリスト Fridays For Future Japan SDGs for School 郁文館グローバル高校 ラフターヨガ リコーダー・アース・ブリッジ(リコーダー・レインボー・ブリッジ) MOTHER EARTH with GeoVoice for UNU SDGs Innovation HUB 縄文ワールド・ネットワーク 東京朝鮮中高級学校 Shibuya Peace PJ 世界ヒバクシャ展 SDGs ハッピーアースパレード実行委員会