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アースデイ東京も賛同します。 VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY

アースデイ東京も賛同します。
VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY

アウトドアコミュニティが連帯し、気候変動に対するアドボカシーを展開します。

気候変動対策は現在、最も重要な政治課題です。
しかし、メディアは裏金だ派閥だ解散だと政局報道ばかりに終始し、選挙の争点になるべき気候変動に関する政策論争がまったく行なわれていないことに危機感を感じます。

そんななか、スキーやスノーボードなどの愛好者や事業者などのスノー・コミュニティを中心に、気候変動から冬を守る活動に取り組む一般社団法人Protect Our Winters Japan(POW JAPAN)は気候変動の影響を直接的に受けるアウトドア・コミュニティと連帯して政策や社会に直接的に働きかけるアクション「VOICE from the OUTDOOR COMMUNITY」を実施します。



これは、現在、策定が進められている日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示す「第七次エネルギー基本計画」を前に、アウトドア産業に関わる102社(9月30日現在)、アスリートや登山家、冒険家などが共同で、世界が合意した「1.5℃目標」に沿った気候・エネルギー政策を政府に求める提言書を10月8日に発表。

その後、政策決定に関与する国会議員に提言書を手交するというアドボカシー活動を予定しています。


※以上、記事は「アウトドアカルチャーのニュースサイト」より転載。
https://www.a-kimama.com/culture/2024/10/126275/


記事作成は、コンサベーションアライアンスジャパン事務局長の滝沢守生(タキザー)さん



【提言 】
1. 主要な気候変動政策を「1.5°C目標」に整合させることを求めます。
2. 気候変動の影響を受ける人々の声も政策に反映できるようにする等、 気候変動政策の「決め方」の改善を求めます。 


【背景】

気候変動の影響はすでに アウトドアフィールドから暮らし、ビジネスにまで影響しています 

●フィールドで感じる危機感 

●文化や地域経済、アウトドア産業全体への影響

●気候変動は生物多様性へも影響を与えている
●将来さらなる自然の変化が予測されている


滝沢守生
編集者、コンサベーションアライアンスジャパン事務局長、株式会社ヨンロクニ代表

1968年、東京生まれ。鎌倉市在住。学生時代から長年にわたり、ウラヤマからヒマラヤ、果ては南極まで、国内外で登山活動を展開。その後、専門出版社の山と渓谷社で雑誌や書籍の編集に携わったのちに(株)ヨンロクニを設立。アウトドアニュースサイト『Akimama』の配信運営や媒体編集のみならず、キャンプよろず相談所を主宰し、フジロックフェスティバルをはじめ、朝霧JAMやGO OUT CAMPなど、数多くの野外イベントの制作、運営を行なう。コンサベーションアライアンス(CAJ)事務局長。日本山岳会会員。