知る・学ぶ

アースデイ大学 第4回 特別講座 開催!受講生募集!

冬至こそ、地球の再生を想う「里山」x「写経」
-「紙」を通じて今の里山文化を知り、「書」を通じて未来を想う

http://earthday-u.jp/gallery.html

冬至は、夜が一番長く、冬枯れの世界から春の芽生えの世界へと、「再生」に向かっていく日。また、新年に向けて、葉書に筆を走らせる時期でもあります。今回は、再生をテーマに「里山」と「写経」を通して新たな一歩を踏み出していくための講座を開催します。
「里山」は、日本古来より農業中心の暮らしによる草木の活用から、独自の「生物多様性」豊かな自然環境、景観、伝統文化を生み出してきました。今現在では、こうした里山文化が衰退の危機にあります。当講座第1部は、里山文化再生の一つ、放置竹林から「紙」を作る挑戦を学びます。
「写経」は、平安時代に比叡山延暦寺の天台宗僧侶・慈覚大師円仁(794-864)により始まりました。以来、人々は、平和・繁栄・平癒を祈念し、写経をするようになりました。また、五大院安然(841-902)は、天台本覚論「草木国土悉皆成仏」の中で、森羅万象すべてに心と命があるとして、純粋な一心で自らを全うすることを説きました。この世界観は日本文化の根幹でもあります。第2部では、「写経」を通して一年を振り返り、志新たな覚悟を葉書に「書」きます。
地球の再生を想いながら、新たな一歩を踏み出していくことを再発見してみませんか?

開催日時:2014年12月20日13時30分~16時30分
開催場所:中越パルプ工業株式会社(中央区銀座2丁目)
講       師:
〈第1部〉里山文化再生 クロストーク
西村 修さん(中越パルプ工業株式会社 営業企画部長)
森 摂さん(オルタナ編集長)
〈第2部〉写経体験
秋葉 光寂さん(天台宗僧侶)