知る・学ぶ

アースデイ × ピースデー 2025 新年交流会開催レポート

アースデイ × ピースデー 2025 新年交流会を開催

2025年1月21日、半蔵門にあるLIFUL TABLEにて「アースデイ × ピースデー 2025 新年交流会」を開催しました。本イベントは、2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効され日を記念して、その前夜に企画され、地球環境と世界平和に関心を持つ関係者が一堂に会し、行動を共有し、新しいつながりを生み出すことを目的として開催されました。

当日は様々な分野、立場を超えて、ゲスト含めて100名を超える参加者が集い、活発な交流とインスピレーションあふれる時間を共有しました。

ステージには、ヒロシマ原爆の残火含めた世界の聖なる火が合わさった「希望の火」が設置され、イベントがスタートしました。

司会進行は、アースデイ東京・理事でプロギングジャパン代表の常田英一朗さんとアースデイユース共同代表で学生国会JANP代表の山本 乃々佳さんのフレッシュな初コンビが担当。オープニングから会場を盛り上げます。

まずは冒頭、一般社団法人アースデイジャパンネットワーク共同代表でNPO法人ピースデーの理事でもある谷崎テトラさんから、「2025年は地球人元年」として、惑星的に思考し、自律的に行動する考え方が発表されました。

そしてここから第1部トークセッションとして、パートを3つに分けて実施いたしました。

第1部トークセッションパート①:「地球人意識と平和」

まずは「地球人意識と平和」と題して、環境や平和に関する活動を行う専門家や団体代表者によるトークセッションが行われました。「核兵器をなくす日本キャンペーン」より松村さん浅野さんより、日本被団協のノーベル平和賞受賞の振り返り、核兵器をなくすための今年のアクションの紹介をいただきました。
また「世界ヒバクシャ展」安在さんより、3/30に開催予定のラブ&ピースパレードへの参加の呼びかけがあり、平和への前向きなアクションのご紹介をいただきました。
第一部最後には、希望の火国際委員会/NPOアースキャラバン代表の遠藤喨及(りょうきゅう)さんより、今年計画している平和アクションの紹介をいただき、様々な団体にて戦後80年の節目の年に行われているアクションをシェアする時間となりました。

第1部トークセッションパート②:「地球人意識と気候危機」

パート2では、「地球人意識と気候危機」と称して、様々な方からのご講演をいただきました。まずは環境省地球環境局の金井さんより”脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動”「デコ活」のお話をいただき、環境省が支援する地球環境アクションについてお話をいただきました。

その後、パタゴニア株式会社坪井さん中西さんより”若者気候訴訟アクション”について、ワタシのミライ轟木さんより”エネルギーシフトアクション”について、と、様々な団体が行う気候変動対策アクションの情報紹介をいただきました。

第1部トークセッションパート③:「地球人意識と生物多様性」

前半パート最後は、「地球人意識と生物多様性」のテーマの下、アースデイ東京理事の秋元真理子より「アースデイグローバルサミット」の紹介をいただき、世界とつながるアースデイアクションのご紹介をいただきました。その後、アースデイジャパンネットワークを代表して、ハッタケンタローさんより信州地球人大学のアクションを通じて、長野県信濃町、アファンの森を舞台にしたネイチャーポジティブ社会への取り組みが発表されました。

第1部トークセッション締めの挨拶&LIVE

トークセッションの締めくくりには、音楽ユニット「天つ風MUSIC」の葦木啓夏さんによるピースライブ、そしてホスト役である”アースデイ東京”事務局長の河野竜二とNPO法人ピースデー代表理事の井上高志さんより、「地球環境」と「世界平和」への熱い言葉をいただきました。

第2部:食事交流会&名刺交換会

第二部では、オーガニックな食材を活用した「ピースフルなフード」を楽しみながら、参加者同士の交流が行われました。シェフのPEACEDELI新納平太さんによるこだわりのメニュー紹介のあと、TGオクトパスエナジー株式会社代表の悦喜亮二さんによる乾杯の挨拶で場が和やかにスタートしました。皆さんにはピースデー理事である古堅さんよりご協賛いただいたピースワイン等を楽しんでいただき、リジェネラティブな農法で育てられた麦を使ったビールなど、五感を通して”平和と環境”を感じていただきました。

交流会の最後では、アースデイ東京ユースでもあり、若手書道家トミナガハルトさんによる書道パフォーマンスが披露され、そのダイナミックな表現が多くの注目を集めました。

そうして、あっという間の2時間30分を終え、今夜の出会いから同じ地球人として前向きな仲間との交流を深めたイベントとなりました。

今後の展望

今回の新年交流会では、「地球環境」と「世界平和」をテーマに多様な視点での意見が交わされ、新しい出会いとつながりが生まれる場となりました。

今年、2025 年は戦後80年であり、ヒロシマ・ナガサキに原子力爆弾が投下されてちょうど80年という節目の年。アースデイ東京とピースデーはさらなる協力と行動を進めてまいります。

最後に、イベントにご参加いただいたすべての方々、協賛企業の皆様、運営に携わったスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

【主催】

一般社団法人アースデイ東京/ NPO法人PEACE DAY/一般社団法人アースデイジャパンネットワーク

【御登壇いただいた皆様】

・一般社団法人アースデイジャパンネットワーク共同代表 NPO 法人ピースデー理事谷崎テトラ
・核兵器をなくす日本キャンペーン事務局 松村真澄さん、 浅野英男さん
・世界ヒバクシャ展 安在尚人さん
・希望の火国際委員会/ NPO アースキャラバン代表 遠藤喨及さん
・環境省 地球環境局地球温暖化対策課脱炭素ライフスタイル 推進室 室長補佐 金井大樹さん
・パタゴニア白馬/アウトレット 坪井夏希さん
・パタゴニア環境・社会部門アクティビズム・コーディネーター 中西悦子さん
・ワタシのミライ 轟木典子さん
・アースデイ東京 理事 秋元真理子さん
・アースデイジャパンネットワークハッタケンタローさん
・天つ風 MUSIC 葦木啓夏さん (ピースライブ)
・アースデイ東京 理事 事務局長 河野竜二
・ NPO法人ピースデー代表理事 井上高志 さん
・アーティスト 冨永陽仁さん(書道パフォーマンス)
・TGオクトパスエナジー株式会社取締役 悦喜亮二さん(乾杯の挨拶)
・アースデイ東京理事/プロギングジャパン代表 常田英 一朗(司会)
・アースデイユース共同代表/学生国会JANP代表 山本 乃々佳(司会)

【懇親会に協力いただいた皆様】

・アースフードプロデューサー 新納平太さん(ケータリングコーディネート)
・株式会社カミーノ 鍵本政彦さん(リユースカップ(PAPLUS) )
・Ipledge 濱中聡史さん(リユース食器、カップ、カトラリー)
・仁井田本家 (日本酒のご提供)
・ユナイテッドピープル株式会社 関根 健次さん(ピースワインのご提供)
・株式会社オッジフルッタ 古堅裕子さん(ピースワインのご提供)
・Fease 菊地 泰基さん(ブラウンピスタチオラテのご提供)

協賛企業・出展団体募集中!!

アースデイ東京ではともにムーブメントを生み出し、行動する個人・団体・企業を募集しています。協賛出展、コラボレーション企画、アースデイ東京という場を活用した社会貢献活動PRなど、様々な連携が可能です。詳細は以下よりご確認ください。