アースデイグローバルサミットは、国内外の横断的なネットワーキングを目的として2022年に始まりました。2024年度も引き続き生物多様性にフォーカスし、『ネイチャーポジティブから始める生物多様性』シリーズを展開していきます。
最初のオンラインセッションは、「生物多様性とサプライチェーン」。
サプライチェーンと聞くと、どこか私たちの生活から切り離されたように感じられるかもしれませんが、実は私たちの日常生活に密接に繋がっています。
例えば、私たちが普段口にしている食料品の物資を調達する際、どこかの自然から物資を得ないといけません。もし、その場所一帯が生物多様性豊かな場所であったらどうでしょう。
また、そこから生産、物流に乗る際に、どういった生物多様性への影響があるのでしょうか。
まずはサプライチェーンの仕組みを学びながら、生物多様性への影響を企業的視点、現地からの視点と、両分野からご登壇いただきます。
ぜひご参加ください!
イベント概要
アースデイグローバルサミット2024
ネイチャーポジティブから始める生物多様性⑥「生物多様性とサプライチェーン」
プログラム内容
【詳細】
■日時
2024年7月31日(水)19:30〜21:30
■会場
オンライン@zoom(事前申込必須)
■主催:アースデイ東京(地球環境基金助成事業)
■参加費:無料
■プログラム:
・アースデイ東京について(19:30-19:40)
・グローバルサミット2023 & 2024について(19:40-19:50)
・企業から考えるサプライチェーンと生物多様性:関口友則氏(19:50-20:20)
・インドにおけるサプライチェーンと生物多様性、ユースの視点:ラギニ・サルマ氏(20:20-20:50)
・シェアリング(20:50-21:20)
・事務局より(21:20-21:30)
登壇者プロフィール
関口友則
東京大学/未来ビジョン研究センター グローバル・コモンズ・センター(CGC)共同研究員。
大手総合商社で食料部門を中心にトレーディングと事業投資、戦略企画部門や発電事業部門、海外駐在はアメリカやベトナムを経験。
2022 年5 月から同センターに所属し、サステナブルな食料バリューチェーン(VC)を実現する為の食料システム転換施策を研究中。
コーヒー豆・パーム油・カカオ豆を対象に、VCの川上(生産地)と川下(消費者)夫々の課題と対策、その間を繋ぐビジネスの役割を研究している。
1999年東京外国語大学(英語)卒。
ラギニ・サルマ氏(インド)
出身は、ブータンとチベットとの国境に近い、インド北東部の僻地。山や森に囲まれて育つ。17歳のとき、日本に来て、環境科学と気候変動について学ぶ。環境科学の修士課程を修了し、気候変動生態学を学び、日本の森林で研究を行う。科学的なバックグラウンドを生かし、現在は非営利セクターで生物多様性の損失と気候変動問題の解決に取り組んでいる。
IUCNジャパンのアドボカシー・コーディネーター。
秋元真理子(司会)
アースデイ東京理事、アースデイグローバルサミットプロデューサー、日本野菜テロワール協会事務局
岡田亜理寿(司会)
一般社団法人アースデイジャパンネットワーク理事・事務局
アースデイin京都実行委員