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アースデイグローバルサミットは、国内外の横断的なネットワーキングを目的として2022年に始まりました。2023年は、生物多様性にフォーカスし、『初心者でも分かる ネイチャーポジティブから始める生物多様性』シリーズを展開しています。
生物多様性におけるユースとは?
11月26日に開催されたアースデイグローバルサミットにて、生物多様性グローバルユースネットワーク(GYBN)から、「生物多様性とユース」について、7名の方に登壇いただきました(動画5名、リアル2名)。
世界、地域で活躍するユースに触発されたという感想も多くいただきました。
今回は、日本を含めて4名のユースに登壇していただき、生物多様性におけるユースの役割、世界的な動き、それぞれの地域での活動などをお話しいただきます。
交流する時間もございますので、ぜひご参加ください!
プログラム内容
生物多様性グローバルユースネットワークについて:スウェッタ・ストトラ・バシャイム氏(インド)
東南アジアユース:マーク・エディソンR・ラクイーノ氏(フィリピン)
モロッコユース:ウサマ ・ブーアロア氏
日本ユース:小林海留氏
【詳細】
■日時
2024年2月27日(火)19:30-21:30
■会場
オンライン@zoom(事前申込必須)
申込リンク
■主催:アースデイ東京(地球環境基金助成事業)
■参加費:無料
登壇者プロフィール
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スウェッタ・ストトラ・バシャイム(インド)
GYBN グローバルチーム
野生生物学と保全学を専攻。CBD COP11が地元ハイデラバードで開催された2012年にGYBNチームに参加。世界60カ国にGYBN国内・地域支部を設立し、若い生物多様性活動家に現場での活動プロセスをプラットフォーム化するチームをリード。CBDとUNFCCCの下、5つのCOPを含む10回の国連交渉に参加。17のプロジェクト、国際会議、ワークショップ、キャンペーンを統括。2020年と2021年の生物多様性週間に向けたGYBNのキャンペーンを担当し、47カ国で150のイベントを開催、1,100万人の若者を動員した。
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マーク・エディソンR・ラクイーノ(フィリピン)
GYBN東南アジア共同コーディネーター
フィリピン・オーロラ州バレル出身、生物多様性スペシャリスト。
ASEAN生物多様性センターに勤務した後、現在はフィリピン大学ディリマン校の生物多様性・生態系サービス・技術環境コンサルタント・コーポレーションでコンサルタントを務める。生物学と環境マネジメントの学位を持ち、科学と伝統を融合させた尾根からリーフまでの保全に力を注いでいる。ASEANユース生物多様性リーダー、生物多様性イニシアティブの指導者として知られる。レインフォレスト・トラスト保全フェローシップやLEAD to Serveプログラムなどの賞を受賞。
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ウサマ ・ブーアロア(モロッコ)
GYBNモロッコ
海洋・沿岸生態学と生物多様性専門(PhD)。
12年以上にわたり環境教育とアドボカシー活動に従事。環境コンサルタントとして、地方や地域レベルのさまざまなパートナーと協力している。影響力のあるイニシアティブやキャンペーンをリードし、湿地科学者協会やモロッコユース生物多様性ネットワークなどのNGOに積極的に参加している。そのキャリアを通じて、前向きな変化を促し、持続可能な未来を促進することを目的に、環境保護活動への揺るぎない献身を示してきた。
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小林海留(日本)
ユース団体「緋熊と黒潮」代表、日本MAB計画支援委員会委員、九州大学共創学部4年。日本の生物多様性分野のユースの現状に課題を抱き、”生物多様性x地域づくりxわかもの”をキーワードとするユース団体「緋熊と黒潮」を2022年に設立し、代表を務める。NGOや省庁など様々なセクターと協働し、自然との共生を担う次世代の人材育成事業に参画。
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秋元真理子(司会)
アースデイ東京理事、アースデイグローバルサミットプロデューサー、日本野菜テロワール協会事務局
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稲場一華(司会)
生物多様性わかものネットワーク4代目代表。所属は東京農業大学修士1年だが、現在休学中。IUCN日本委員会でのアルバイト等を通して生物多様性をキーワードに活動中。