「だれ一人取り残さない社会」に向けて様々な分野でフロントランナーとして人生をかけて社会を変えようとされている方々にご協力いただき、高校生に特別講演をしていただきました。
登壇者の団体や活動内容、アクションに懸ける想いなどをお伺いし、Q&Aを通して広がった価値観をより理解を深める時間も設けました。
参加者の100%が「満足」「とても満足」と回答する結果となり、来年の第二回大会においても環境分野だけでなく、多方面で活躍されている方々をご招待してご講演頂く予定です!
是非、今回の特別講義内容もご閲覧いただければと思います。
環境問題から貧困と食、福祉、そして国際支援まで!
環境活動家 露木しいなさん
11月3日19:30~21:30
インドネシア・バリ島にある「グリーンスクール」の卒業生で、現在は日本の大学を休学し、全国の学校で講演をしている環境活動家
Day1では 「環境活動家を無くしたい環境家」20歳の露木しいなさんに、気候危機対策に日本が遅れているのは情報格差であり、中高生を中心にその格差を是正するために休学して活動している全国の中高生向け講演活動や海外の現状についてレクチャーいただきました。
セカンドハーベスト・ジャパン 田中由起さん
11月10日19:30~21:30
まだ充分食べられるにも関わらず様々な理由で廃棄される運命にある食品を児童養護施設の子供たちやDV被害者のためのシェルター、さらには路上生活を強いられている人たちなどに届ける活動を行う
Day2では日本でのフードセーフティーネットの構築を目的とし、児童養護・母子支援・障害者支援等の福祉施設や生活困窮者などに食品の提供を行っているセカンドハーベスト・ジャパン所属の田中さんに、食品ロス問題や日本社会に見えにくい相対的貧困層の方にどう食の観点からサポートできるかをレクチャーいただきました。
NPO法人 風雷社中代表 中村和利さん
11月17日19:30~21:30
知的障害があり単独で外出困難な人をサポートするガイドヘルパーの養成やホームヘルプ事業を軸に活動している
Day3では福祉分野について、ガイドヘルパー育成や事業から、多様性・包括性を社会に実装する活動を10年以上されてきたNPO法人風雷社中 中村さんに、福祉分野の制度の課題から日本の教育、ガイドヘルパーが社会をよくするファーストステップにもなるなど、様々な角度からレクチャーいただきました。
難民教育支援活動家 菊地泰基さん
11月24日19:30~21:30
現在トルコで民泊業を運営しながらシリア内戦にて難民となってしまった子供たちに教育支援を行う。
Day4ではシリア難民の教育について、現在トルコでシリア難民の子供たちに教育支援やピスタチオコーヒー事業をされているアクティビストの菊地泰基さんに、社会事業の仕組みや苦悩、何かアクションをとるための考え方についてレクチャーいただきました。