第一回環境アイディアコンペティションが閉幕!
2021年11月3日から27日まで約1か月にわたって開催された、アースデイ東京プレゼンツ 全国高校生第一回環境アイディアコンペティション には高校生10チームが参加し、無事閉幕しました。
プログラム期間中、毎水曜日は様々な分野のフロントランナーをゲストスピーカーとしてご招待し、参加者に特別レクチャーをしていただきました。
27日は最終プレゼン発表会で、アースデイ実行委員会に審査員としてご参加いただき、1チーム7分でプレゼン発表!
各チームが約1か月チームで悩みながらも考え抜き、形に落とし込んだアイディアを全力でプレゼン発表しました。
第一回全国高校生環境アイディアコンペティション概要
- 開催日程
- 2021年11月3日(水)~27日(土)
- 会場
- オンライン
- 主催
- アースデイ東京ユース
- 共催
- 学生団体 Teena Light
- 協力
- アースデイ東京2022実行委員会
- 参加チーム数
- 10チーム (参加者出身地:新潟、富山、東京、静岡、岐阜、京都、大阪、福岡、佐賀、大分)
- 参加人数
- [合計]235人
[内訳]11月3日(水)65人、11月10日(水)50人、11月17日(水)45人、11月24日(水)35人、11月27日(土)40人 - 実行委員会
- 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 センター事業団 黒田 志保/Earth Day Japan Network/ 秋元真理子/ 株式会社MOTHER EARTH 廣岡 輝
- 参加団体
- 高校生団体FLORA/ 学生団体Teena Light/ イーハトーブ/ Earth teenager(it)s/ 寺子屋ISHIZUE/ 佐賀県高校生ボランティア団体「SAGAでんと」/ LOS (Link Of Shimizu)/ 自由の森学園高校/ 高校生ボランティア団体「リレート」/ 新潟・南魚沼・高校生団体kikkake
登壇して頂いたゲストスピーカーはこちら↓
参加した高校生チームはこちら↓
総合優勝:kikkake
※総合優勝:プレゼンから仮説、アイディア、計画性まで総合的に最も優れていたチーム
- アイディア名
- 「SAYCL(サイクル)」
- SDGs
- 11, 住み続けられるまちづくりを
- 課題意識
- 冬の自殺者増、運動不足や介護者増による財政負担増
- 原因の仮説
- 南魚沼は自動車移動が主流で自転車に乗る機会が少なく冬は特に運動不足や日照時間の短さで鬱になる人が多い
- アイディア概要
- 雪遊び×自転車のイベントを通して市民に自転車利用を提案。地域の雪まつりとコラボでファットバイクを親子で楽しみ自転車に親しみを持ってもらうイベント開催
プレゼンテーション賞 (同率1位):SAGAでんと
※プレゼンテーション賞:時間管理、スライドの明確さ、発表の分担において高いクオリティで発表できたチーム
- アイディア名
- 佐賀県を住みやすくするプロジェクト
- SDGs
- 3, すべての人に健康と福祉を, 11, 住み続けられるまちづくりを
- 課題意識
- 佐賀県は都道府県魅力度ランキング毎年ワースト3位以内, 愛着度ランキング44位で佐賀県民の佐賀県への肯定感が低く、また活動的でない
- 原因の仮説
- 佐賀の魅力を知る場所提供、活動する場所が少ない
- アイディア概要
- ①地域連携でweb発信②SAGAでんとに高校生以外の参加を促す。③地域ボランティア活動
プレゼンテーション賞(同率1位):ISHIZUE
※プレゼンテーション賞:時間管理、スライドの明確さ、発表の分担において高いクオリティで発表できたチーム
- アイディア名
- 人材育成で教育格差を是正するプログラム
- SDGs
- 1, 貧困をなくそう, 4, 質の高い教育をみんなに
- 課題意識
- 貧困が教育格差と学歴格差を引き起こし、経済格差につながる
- 原因の仮説
- 貧困家庭の生徒が家と学校以外で成長できる場所が足りない
- アイディア概要
- 団体運営・インターンを経て社会で活躍する人材を育成する
課題発見力賞:LOS (Link Of Shimizu)
※課題発見力賞:設定したSDGsの現状において本質的な課題を見極め、その立証をデータや事例を用いて発表できたチーム
- アイディア名
- サイクロイド
- SDGs
- 15, 陸の豊かさを守ろう
- 課題意識
- 静岡県の地元にある世界遺産の三保松原が松枯病を引き起こしてしまう
- 原因仮説
- 問題の知名度が低く気軽に楽しく松葉かきできない
- アイディア概要
- サイクリングをして三保松原へ行き、友人や家族と松葉かき、松葉を使った石鹸づくり体験等
ネクストアクション賞:自由の森学園
※ネクストアクション賞:アイディア実現に向けて必要なヒト・モノ・カネ、加えていつ何をすべきかの見通しを検討し、発表できたチーム
- アイディア名
- 自販機改造計画・古着リユース計画
- SDGs
- 12, つくる責任 つかう責任, 14, 海の豊かさを守ろう
- 課題意識
- 海洋プラスチックが海洋生態系や人間の健康に悪影響
- 原因の仮説
- プラスチック問題に気づく・考える機会がない
- アイディア概要
- 学校の自販機のペットボトル廃止、学校で古着リユースできる場所を作る
斬新なアイディア賞:Earth TeenageR(it)s
※前例がなく、多くの人が参加しやすいユニークかつ効果的なアイディアを発表したチーム
- アイディア名
- おすそわケーション
- SDGs
- 8, 働きがいも経済成長も
- 課題意識
- 家庭で過ごす時間を短くする飲み会のメリットだけ残したい
- 原因の仮説
- 先生にヒアリングしたところ、飲み会は、断りにくいが、参加すると人と繋がれたり悩み相談ができるなどのメリットもある
- アイディア概要
- 専用の自販機でお菓子や飲み物を買うと容器が二つ出てきて大人でも自然に「分けない?」と誘いやすくなる
今回参加した高校生10チームについて↓
第一回全国高校生環境アイディアコンペティションについて↓