国光美佳先生からは、コンビニ食、非有機食など現代の食の実態や危険性、ミネラル食で甦る栄養、子供たちの健康と心の落ち着きについてなど、その研究と実態について、保育園についても現場からの声と資料を通してお話し頂きます。
さらに保育園という現場に携わる園長さんお二人、クレシュ新横浜園長 斎喜明子先生と、鹿児島県薩摩川内市すくすく保育園園長 白川久美子先生から、子どもの食から地球環境問題にまでつながるお話をお聞きします。
【日時】10月22日(金)19:30〜21:30
【参加方法】ZOOMオンラインにて
【参加費】 1,000円
【申し込み】
Peatixサイトよりお申し込みください。
> https://peatix.com/event/3044930/
※上記お申し込みいただくと、ZOOMアドレスが発行されます。
<トークゲスト>
● 国光美佳先生
「子どもの心と健康を守る会」代表・一般社団法人国際食学協会理事
食学ミネラルアドバイザー
東京都清瀬市生まれ。大妻女子大学家政学部児童学科卒業後、学校法人本郷学園もみじ幼稚園、坂戸市学童保育所に勤務。女子栄養大学文科省認可通信講座「栄養と料理一般講座」を修了後、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」勤務(2003年~2008年)を経て、2010年『食べなきゃ、危険』(三五館シンシャ)『食事でかかる新型栄養失調』(三五館)出版。月刊誌『食品と暮らしの安全』にて発達障害、低体温、睡眠障害などミネラル補給による改善例を執筆。食生活相談やミネラルメニューの提案、講演、執筆活動を行っている。一般社団法人国際食学協会理事。「食学ミネラルアドバイザー講座」「食学ミネラルアドバイザー上級応用編」監修。NPO法人再チャレンジ東京理事。家庭教育相談員。
[ 資格等 ]
幼稚園教諭第1種免許、小学校教諭第1種免許
大妻女子大学児童臨床センター認定 家庭教育相談員
チャイルドアートカウンセラー
[ 著書等 ]
『食べなきゃ、危険!―食卓はミネラル不足』新装版(三五館シンシャ)
『食事でかかる新型栄養失調』(三五館)
『発達障害にクスリはいらない』(マキノ出版)
冊子『キレなくなった子どもたち』(NPO法人食品と暮らしの安全基
『奇跡の食育②』(美建ガイド社)監修
● 斎喜明子先生
学校法人曙学園 クレシュ新横浜園長
ミネラル給食の実測で予想を超える反響を呼ぶ
● 白川久美子先生
鹿児島県薩摩川内市すくすく保育園園長
ゼロ歳からの人材(財)育成をめざし、企業主導型の保育園を開園する
【企画】アースデイペアレンツ・PEACE RELATIONS
【主催】アースデイ東京
<関連情報>
ますます分かりにくくなる食の安全。
安全な食品であることを証明するために、
市民で「OKシードマーク」が発行されました!
既に各地から大きな反響があります。
<OKシードプロジェクト・プレスリリース(2021年7月20日)>
● OKシードマークがはじまります!
米国でゲノム編集された大豆が2018年に栽培開始され、昨年から大豆油として流通が開始されたのに続き、日本でも2020年12月にゲノム編集したトマトが政府に届け出され、今年5月からその苗の配布が開始されました。
この事態に少なからぬ市民が大きな危惧を抱いています。なぜならゲノム編集技術の食品への適用には世界の研究者からもその安全性への危惧が表明されているからです(1)。にも関わらず、日本では「ゲノム編集による遺伝子操作は従来の遺伝子組み換えとは異なり、自然変異と区別がつかない」として、審査や表示などの実質的な規制なしに流通させていいことになりました(2)。
●ゲノム編集食品への不安
ゲノム編集技術は遺伝子の機能を調べる上では有用な技術でノーベル化学賞も受賞しています。しかし、その技術を使って遺伝子操作された生物を環境中に出せば生態系に取り返しのつかない影響を与える可能性が指摘されています。あくまで研究室の中に留めておくべき技術でしょう。 特にゲノム編集技術の食品への適用について、政府は安全であるとしていますが、実際には狙っていない遺伝子が破壊されてしまうオフターゲットの問題や、狙い通りの遺伝子が破壊できた場合でも想定外の変異が起きたり、想定外のタンパクが生成されたりする問題も報告されています(3)。また、遺伝子操作の際に、その操作の成否を確認するために抗生物質耐性遺伝子なども挿入されており、その残存も懸念されています。そうしたものを摂取することで、人びとの健康を損なう危険が指摘されているにも関わらず、「遺伝子が欠如するのは自然界でも起こるから、自然界で起きていることと変わりがない」として安全確認のための実験も行われていません。 そして、最大の問題は表示なしに生産・流通が可能であるということでしょう。種苗にも表示が不要なので、普通のタネだと思い購入したらそれがゲノム編集されていて、知らない間に栽培してしまうかもしれません。このままでは日本における食はゲノム編集されているかどうか、一切区別ができなくなり、生産者も消費者も知る権利、選ぶ権利が奪われてしまうことになります。政府は種苗や食品での遺伝子操作の有無の表示を義務化すべきです。
●表示は可能! タネからすべての食へ
一方で、政府もしっかりとした根拠があれば、種苗や食品に「ゲノム編集ではない」と表示できることを認めています(4)。種苗に「ゲノム編集ではない」表示ができれば、その種苗を使った収穫物にも、その収穫物を使った加工食品にも表示ができ、食を守れることが可能になります。 そこでわたしたち、種苗の生産に関わる関係者、農家、加工業者、食の安全に関心のある消費者たちが相談を重ね、種苗や食品にゲノム編集されていないことを自主的に表示するOKシードマークを作り、それを拡げるOKシードプロジェクトを開始することになりました。 OKシードマークを使う場合には使用申請・登録が必要になりますが、その使用は無料です。今後、このOKシードマークを日本全国で拡げることで、ゲノム編集食品の問題について考える機会を作りだし、市民が食を選ぶ権利を守れるように活動をしていく予定です。 種苗生産や食品生産・流通に関わる多くの方たちやすべての消費者にOKシードマークをご活用いただき、拡げていきたいと考えております。 ぜひこのOKシードマークにご注目ください、そして、ご活用ください。
・OKシードプロジェクトのウェブサイト
> https://okseed.jp/
・OKシードマークの使用申請ページ
>https://okseed.jp/application/okseedform.html
・よくある質問
> https://okseed.jp/faq/
・問い合わせ先:
> info@okseed.jp
<ご支援のお願い>
このプロジェクトはゲノム編集食品問題に懸念を持つ、市民の共同プロジェクトで、その活動は市民の寄付によって支えられます。
<OKシードプロジェクト>
【共同代表】
久保田裕子(NPO法人日本有機農業研究会、NPO法人有機農業推進協会)、中村陽子(NPO法人メダカのがっこう)
【運営委員】
朝倉宏光、岩泉好和、川田忍、國本聡子、國母克之、倉元喜嗣、柴田憲德、杉山敦子、鈴木一正、堤真理子、中里千恵、間 澄子、原野好正、久田徳二、外園信吾、松尾由美
【顧問】
山田 正彦(弁護士)、天笠 啓祐(NPO法人日本消費者連盟、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン)
【事務局】
印鑰 智哉(事務局長)、毛利さや佳
<参考>
(1) ゲノム編集に関する神話と現実。報道で流される安全神話を科学的な論文に基づいて検証したガイドブック(英語) GENE EDITING MYTHS AND REALITY
> https://www.greens-efa.eu/en/article/document/gene-editing-myths-and-reality
(2) 農水省:新たな育種技術を用いて作出された生物の取扱いについて
> https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/carta/tetuduki/nbt.html
厚労省:ゲノム編集技術応用食品等
> https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/bio/genomed/index_00012.html
(3) 理化学研究所:ゲノム編集の落とし穴-“セントラルドグマ”が書き直される可能性も-
> https://www.riken.jp/press/2016/20161226_2/
(4) 消費者庁:ゲノム編集技術応用食品の表示に関する情報
> https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/quality/genome/