【 夏休み★アースデイSDGsサマーチャレンジ2021】
アースデイドキュメンタリー劇場
「SONITA ソニータ」
それはコロナ禍が解除されても、
決して旅行できない
映像でしかできない
体験です。
今から76年前の夏まで、日本という国家は戦争をしていて、
私たち日々の暮らし、市民の社会は、その中にありました。
8月6日（月）朝8時15分、広島
8月9日（木）前11時02分、長崎
原爆投下。
突然のことだったでしょう。
広島では市民35万人のうち
9万〜16万6千人が被爆から
数ヶ月以内に死亡。
長崎では市民24万人のうち
約7万4千人が死亡。
赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで
私たちのご先祖の尊い命が奪われました。
あれから76年後の2021年、
今年の夏、
この国に暮らす私たちの上に、
非人道的な無差別爆弾が落された日の夜、
親子で「難民」の世界に
トリップします。
体験するのは、 内戦、紛争、空爆、銃弾、死者、嘆き、悲しみ、難民、困難、差別、慣習、苦悩、絶望、涙…
いまだ世界には 「戦争」があるという過酷な現実
ある日、自分が、日本を離れて 「難民」になったら？
世界はどうしたら平和になるのか？
戦争をさせないためにどう行動したらいいか？
難民になった世界の仲間をどのようにサポートするのか？
映画を観た後、
いっしょに考えましょう。
私たちの平和な暮らし、社会の
そのありがたさを、
ふたたび見いだすためにも。
※観る方へのご注意
映像には、非常に凄惨なシーンがございますので、
予め、お子さんだけでなく、パートナーに
ご承知、ご了承、ご同意の上、お申し込みください。
できれば
小学校であれば高学年以上、
中学生、高校生に観てほしいです！
ぜひ、お子さんを誘って
いっしょにご覧ください。
＝＝＝＝＝ ＜映画について＞ ＝＝＝＝
【 夏休み★アースデイSDGsサマーチャレンジ2021】
アースデイドキュメンタリー劇場
「SONITA ソニータ」
サンダンス映画祭2016 ワールドシネマ部門グランプリ＆観客賞ダブル受賞
難民という厳しい境遇でも
諦めずに夢を追い奮闘するソニータの勇気と微笑みに感動した。
この作品を多数の方々に観ていただき、
無数に存在するソニータの様な難民への理解を深め、
支援にも立ち上がってほしい。─ 緒方貞子
（第8代国連難民高等弁務官）
児童婚から逃れるため､ラップで自らの運命を切り拓く
難民少女を追った衝撃作『ソニータ』
世界中の映画祭で観客の心を奪ったドキュメンタリー！
ソニータは難民の一人だ。
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生。
10月にはアメリカを中心とした多国籍軍がアフガニスタンに侵略しタリバン政権が崩壊。
タリバン政権崩壊後のアフガニスタンでは2002年6月に移行政権が発足、
2005年には議会選挙が行われるなど、新しい国家作りが進んでいた。
しかし2003年以後、徐々にアフガニスタン南部を中心に勢力を回復していったタリバンによるテロや攻撃が増加。
同時に危険が増すアフガニスタンを出国する難民も増加の一途をたどる。
国際連合難民高等弁務官事務所によると
2016年末の時点でイランに暮らすアフガニスタン難民は約95万人。
不法滞在者を加えれば、その数は数百万人にも及ぶともいわれる。
10歳の頃、家族と共にイランへと逃れた少女ソニータも、
テヘラン郊外の貧困地域に帯在許可書なく不法滞在する難民の一人。
滞在許可証も保証人もいない彼女らにとって、住む場所を確保することすら難しい。
誕生時から公的な書類で誕生の記録が存在しないため、正確な誕生日もわからない。
また、アフガニスタンから逃れたイランでも、
ヒジャーブ（頭に被るベール）を身に付けないと逮捕されたり、
女性だけで公の場で歌うことが禁じられているなど、
子ども支援団体で教育を受けながら、ラッパーの夢を叶えようとするソニータの環境は厳しい。
ソニータの母は兄の結納金を得るため、
16歳になったソニータを無理やり知らない男性と結婚させようとする。
母本人もソニータよりもずっと若い頃に同じように結婚している。
アフガニスタンでは、親に言われるがままに結婚することが古くからのしきたりとなっているのだ。
確かな統計を取ることがアフガニスタンでは難しいが、18歳未満で約半数の女性が結婚すると言われ、
アフガニスタン独立人権委員会によると60～80％の女性が親が決めた相手と結婚している。
いわゆる強制婚である。
ソニータが保護されている施設の子どもたちも次々と結納金と引き換えに結婚が決まっていく中、
ソニータはアフガニスタンの少女たちが抱える悩み、悲しみや怒りをラップに込めて歌い始める。
そして次第に才能を開花させ、運命を変えていく。
＝＝＝＝＝ ＜ご案内＞ ＝＝＝＝
【 夏休み★アースデイSDGsサマーチャレンジ2021】
アースデイドキュメンタリー劇場
「SONITA ソニータ」
監督：ロクサレ・ガエム・マガミ 配給：ユナイティッドピープル
2015年 / 91分 / スイス・ドイツ・イラン
公式サイト ＞ https://unitedpeople.jp/sonita/
予告編 ＞ https://youtu.be/YQi1bTg5PvM
ソニータ 「売られる花嫁」 – Sonita “brides for sale”
＞ https://youtu.be/N2ed6WKOZfo
【日時】2021年8月9日(月) 21:00-23:00 終了予定
【会場／視聴方法】
ZOOMオンラインでの映画鑑賞会となります。
それぞれの家、場所で、PC、タブレットなどでご視聴ください
※ Peatixによるお申し込み後、視聴用ZOOMアドレスが返信されます。
【料金】
● 1,500円（親子ペア ※２名まで）
１視聴権につき親子２名まで鑑賞できます*
（*視聴用のZOOMアドレスは同じになります）
● 1,200円（シングル ※１名まで）
１視聴権につき１名まで鑑賞できます。
※いずれもカードまたはPaypal 事前決済にて
【お申し込み】
申し込みは Peatixサイト
＞ https://peatix.com/event/1986082/
【備考】字幕での上映となります
【内容】
21:00 はじめに
21:05 映画の上映
22:35 映画終了後、感想のシェアアリング
23:00 終了
【主催】アースデイ東京 ＞ https://www.earthday-tokyo.org/
【映画上映に関するお問い合わせ】
アースデイ東京2021実行委員会 アースデイドキュメンタリー劇場
担当 ハッタケンタロー andtwo@mac.com
