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6/21(月)夏至の夜はキャンドルナイト＆アースデイドキュメンタリー劇場★映画「シード生命の糧」ZOOM上映会

2021年06月15日

by アースデイ東京事務局

アースデイ東京は、6月21日(月)の夏至のキャンドルナイトを呼びかけます。

そして、この夜、キャンドルナイトに参加された方々と地球の現状を共有するために
「シード生命の糧」をZOOOMオンラインで特別上映します。

100万人のキャンドルナイト2021 ＞ https://candle-night.tokyo/

「今日、種（たね）の多くは
パンダやホッキョクグマと同じぐらい、
絶滅の危機に瀕している」

ご存知でしたか？
ボクは知りませんでした。

すでに20世紀中に
野菜の種子の実に94％がすでに消滅。
今、種子の多様性が危機に瀕していることを。

その要因は、気候変動も要因の一つですが、
大きくは、世界の種子市場を多国籍企業が独占するようになったこと。

自由貿易、グローバリゼーションの影響で、
市場には遺伝子組換え作物（GMO）が世界を席巻し、
さらには、遺伝情報を特許として企業が独占し、
多くの国々で農家が種子を保存し、
翌年蒔くことが禁止されるように。

結果、古くからの農業の伝統が途絶え、
1万2千年以上もの間、世界中の人々によって大切に受け継がれてきた
私たちの命そのものというべき種は、
人類史上かつてないペースで種子の多様性が失われています。

種は未来に実りをもたらすタイムカプセル。
在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、
世界中で、種の守り人、シードキーパーたちの挑戦が続いています。

最大300万種の種を貯蔵できる永久凍土にあるシードバンク、スヴァールバル世界種子貯蔵庫に種子を保存する人々。
世界中を駆け巡りながら、種を南米やアフリカなど世界中で収集する植物探究者たち。
「種子は私たちの子孫」とトウモロコシの種を守り続けるアメリカの先住民たち。
ヴァンダナ・シヴァ、ジェーン・グドールやウィノナ・ラデュークなど活動家。

この映画を通じて、種子の多様性を守る方法を、あなたに伝えます。

映像美のみならず、危機感を知らせる映画です。 希望も感じました。素晴らしい映画。ぜひたくさんの人に伝えたい。
Yae（歌手）

自然と共に暮らし、虫や鳥に一部取られたトウモロコシも最後の一粒まで大切にする人たち、そして皆の共有財産だったはずの種を私物化して金儲けの手段にする大手バイオ化学企業、その対立を見ると黙っていられない。立ち上がる農家の人たちは本当に英雄です。
ピーター・バラカン（ブロードキャスター）

この日本でも「規制緩和」、「民営化」、「自由貿易」の名の下に、グローバル大企業によるタネの支配が進行中だ。命の源であるタネが危ない。ぼくたちもこの映画に登場するタネの守り人たちの輪に連なろう。
辻信一（文化人類学者）

世界47ヶ国、200万人以上が視聴した話題作を
夏至の夜、オンラインで特別上映します。

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