「地球のことを考え、行動する」を掲げ、毎春4月に代々木公園で10万人を動員する日本最大級の地球市民フェスティバル「アースデイ東京」では、地球をよくするアクションを続けている実践者を招き、定期的にトークイベント”オープンミーティング”を開催しています。今回のテーマは、「生物多様性」。
日本ではまだまだ聞きなれない言葉ですが、世界では気候危機を紐解く上で欠かせない分野として当たり前のように語られており、国際的な動きとしても、今年の10月に生物多様性条約の第15回締約国会議(COP15)が中国で開催され、10年前に名古屋で開催されたCOP10で採択された愛知目標が見直されるなど、これから先10年間の新たな目標を定める年として注目を浴びています。
本オープンミーティングでは「生物多様性」の基本的な考え方や現状、各地で起きている具体的な事例を学び、私たちができるアクションを考えます。是非ご参加ください!
▶︎日時:2021年1月14日(木) 19:30-21:30
▶︎会場:オンライン(zoom)
▶︎司会:河野 竜二(アースデイ東京事務局長)
▶︎参加費:500円 (学生:無料)
▶︎登壇者:
・坂田昌子(国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表 / 環境NGO虔十の会代表 )
・青田 朋恵 ( 滋賀県農政水産部農政課 課長)
・石崎雄一郎(ウータン・森と生活を考える会 事務局長)
▶︎アジェンダ
19:30-19:35
・アースデイ東京の説明 河野 竜二
[インプットセッション]
19:35-20:00
・生物多様性とは?〜基本的な考え方を学ぶ〜 坂田昌子
[アクション事例紹介]
20:00-20:15
・琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業
~魚のゆりかご水田の取組~ 青田 朋恵
20:15-20:30
・ボルネオ島の熱帯林破壊と私たちの消費生活とのつながり
石崎雄一郎
[トークセッション]
20:35-21:00
・トークセッション(生物多様性×アースデイ東京)
[質問・交流]
21:00-21:30
・質問や参加者交流タイム
21:30-
・終了
▶︎お申込み
以下、peatixサイトよりお申込みください。
https://peatix.com/event/1761203
▶︎ゲストプロフィール
坂田昌子(国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表 / 環境NGO虔十の会代表 )
明治大学文学部史学科卒業。国連生物多様性の10年市民ネットワーク代表、環境NGO虔十の会代表、古書げんせん館店長等々。高尾山の生物多様性を守り伝えるためネイチャーガイド、ツリーハウス作り、生物多様性をテーマにしたイベントやワークショップを多数主催。生物多様性の保全に尽力し日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際会議にも継続的に参加。ローカルとグローバル両方の視点で動く環境活動家。
青田 朋恵 (あおた ともえ) 滋賀県農政水産部農政課 課長
京都市出身。1983年 滋賀県庁 入庁。県内の農業農村の整備や地域資源を活用した農山村の活性化に資する業務を実施。2003年から2006年までの4年間は県政策調整部広報課で県広報誌「滋賀プラスワン」や県広報番組の企画・制作に従事。その後は、「魚のゆりかご水田」をはじめとする生物多様性保全活動や中山間地域をはじめとする農山村での都市農村交流などに従事。2016年から県農政水産部農政課世界農業遺産推進係長として琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業の「世界農業遺産」認定に向けた取組を関係者と共に推進。2020年4月より現職(農政課長)に就任。現在に至る。
石崎雄一郎
ウータン・森と生活を考える会事務局長
地球サミットが開催されていた子どもの頃、熱帯林破壊のニュースに恐怖を感じる。
大学時代に海外ボランティアと出会うが、その後引きこもり、ニート・フリーター・社会人を経てNGOと出会う。ボルネオ島の村人が森林再生に取り組む姿に感銘を受け、在来種の苗づくり・植林やエコツアーなどを実施。熱帯林破壊を止めるため、開発で殺されたオランウータンの調査、インドネシア政治家への署名の手渡し、日本企業の株主総会で「パーム油発電反対アクション」なども行なってきた。
河野 竜二(司会)
アースデイ東京事務局長
1981年生まれ。湘南在住。教育業界で10年間勤務の後、フリーランスとして自然環境を守る活動や地元である湘南鎌倉エリアのイベント企画などに携わり、職住近接を実現するための職業紹介「湘南WorK.」鎌倉の農家を支援するコミュニティ「ニュー農マル」を立ち上げる。2017年からアースデイ東京に関わり、2018年より事務局長を務めている。