こんにちは。
アースデイ東京ボランティアコーディネーターの尾野村(まお)です。
市民による日本最大級の祭典・アースデイ東京は、
1日100以上のボランティアによって支えられています。
そんなボランティアのみんなに焦点を当てたインタビュー企画。
最終回は、ボランティアコーディネーターである僕自身が
アースデイ東京について、ボランティアについて、お話をさせていただきます。
ぜひ、ご覧ください。
アースデイ東京ボランティアインタビューVol.7
アースデイ東京で生き方が変わる
僕とアースデイ東京の出会いは2009年。大学2年生の時でした。
当時、将来はNPO/NGOに就職をしたいと考えている中、
NPO/NGOへの新卒採用は難しいのが現状でした。
学生の内から様々なボランティア活動をして、
将来に繋げる為に参加したのがアースデイ東京との出会いでした。
その2009年のアースデイ東京以来、
NPO iPledge(当時NGO A SEED JAPAN)でコアスタッフとして活動を続け、
FUJI ROCK FESTIVALをはじめ、
年間に多くの野外フェスでボランティアコーディネーターとして活動をしていました。
大学卒業後は一般企業を経てNPO iPledgeに就職をしました。
そして、一昨年は、NPO iPledgeの職員として
アースデイ東京のボランティアコーディネーターを務め、
昨年と今年はフリーランスの立場で同職を担っています。
最初は誰でも1人
アースデイ東京のボランティアは、
学生から社会人まで様々な方が参加しています。
友達同士で応募する方もいますが、
僕もそうであった様にほとんどの方が1人で参加をしています。
年齢も思想もさまざまな人たちが集うアースデイ東京のボランティア。
ボランティアを始めるきっかけは、
「環境問題に関心がある」「就活のため」
「楽しそう」「人との出会いを求めて」などさまざまですが、
ボランティア活動後もその関係は続き大切な仲間になっています。
「ボランティア」という言葉の本質的な意味
ボランティアという言葉は、「奉仕」と訳されることが多いですが、
そもそも意味は、『自主性』や『自発性』などを意味しています。
義務でもなく、誰かに強制されるものでもなく、
個人の自由な意志により、考え、発想し、行動するという “自発性”が大切です。
自発的であるがために個々の取り組みに違いがあり、
既成概念に捕らわれずに自由で先駆的な取り組みができます。
ボランティアの言葉の由来は、
ボルケーノ(Volcano)のVOLから取られたとも言われています。
火山の様に熱い想いが噴火の様に溢れ出て行動する。
“自発性”こそがボランティア活動にとって最も大切な部分なのです。
こういう人に向いているとか、こういう人に来てほしい、というものではありません。
「自分がやりたいと思えば、誰でも出来る」
それがボランティアの本来のあるべき姿です。
コーディネーターとしての想い
アースデイというイベントの本質は、
地球のために考えて行動すること。
僕自身も2009年のアースデイをキッカケに
僕の世界は広がり、人生が変わりました。
それまでは、関心がなかった「ボランティア」という物の捉え方も変わり、
それと同様に「市民活動」や「環境問題」や「社会問題」や「政治」など、
様々なものに関心を抱きマインドチェンジをすることが出来ました。
今年は、アポロ8号から撮影された
「アースデイ誕生のキッカケ」
「史上最も影響力のあった環境写真」とも言われている写真、
「アースライズ」から50周年のアースデイです。
自分自身にとっても人生を変える
大きなキッカケとなったアースデイ東京2009から、
10年目のアースデイ東京です。
アースデイ東京がなければ今の僕はありません。
そんなアースデイ東京やボランティアのみんなに恩返しも込めて、
そして、僕にとってのアースデイが何かのキッカケであった様に、
参加する全てのボランティアにとっても
アースデイが「何か」のキッカケとなる様に僕は活動をしています。
「一人が動けば社会は変わる」。
まず、その最初の一歩を僕と一緒にアースデイから始めてみませんか?
会場で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
Let‘s go to Earth Day